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鹽竈神社(宮城県塩竈市)

春の鹽竈神社景色

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鹽竈神社(しおがまじんじゃ)は、宮城県塩竈市にある神社である。志波彦神社(しわひこじんじゃ)との二社が同一境内に鎮座している。志波彦神社は式内社(名神大社)。鹽竈神社は式外社、陸奥国一宮。両社合わせて旧社格は国幣中社で、現在は神社本庁の別表神社。神紋は「塩竈桜」。

鹽竈神社は、全国にある鹽竈(鹽竃・塩竈・塩竃・塩釜・塩釡)神社の総本社である。

概要
1975年度(昭和50年度)撮影の国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
写真左には伊達家の守護神が祀られている鹽竈神社左右宮が仙台城(地図)に相対するように南南西を向けて置かれ、主祭神が祭られている鹽竈神社別宮は航海安全を背負うため仙台湾を背に北西に向いている。写真右の志波彦神社は南東を向いている。古代の香津(国府津)は写真の右下方向フレーム外、現在の塩釜港は写真の右方向フレーム外。
元は当地には鹽竈神社のみが鎮座していたが、明治時代に志波彦神社が境内に遷座し、現在は正式名称を「志波彦神社・鹽竈神社」とし1つの法人となっている。鹽竈神社境内には、国の天然記念物に指定されている塩竈桜(シオガマザクラ)があり、毎年当地の報道で取り上げられている。また塩竈みなと祭の際には、鹽竈神社が祭りの出発点となり、志波彦神社・鹽竈神社の神輿が塩竈市内を練り歩き、御座船を始め約100隻の船を従えて松島湾を巡幸する。東北開拓の守護神であり、多くの初詣客が集まることでも知られる。秋には大規模な菊花展が開催される。

祭神
志波彦神社
・志波彦大神

鹽竈神社
・別宮:塩土老翁神 – 主祭神
・左宮:武甕槌神
・右宮:経津主神
塩土老翁神は謎の多い神であるが、海や塩の神格化と考えられている。神武天皇や山幸彦を導いたことから、航海安全・交通安全の神徳を持つものとしても見られる。また安産祈願の神でもある。武甕槌神と経津主神は東北を平定するために派遣された朝廷の神。


現地情報

所在地
宮城県塩竈市一森山1番1号

拝観時間・料金
・開門時間:5:00 – 20:00
・拝観は無料。ただし、鹽竈神社博物館(屋上展望台)は入館有料

交通アクセス
鉄道
・最寄駅:JR東日本 仙石線 本塩釜駅 (徒歩約10分)
・JR東日本 東北本線 塩釜駅 (徒歩約15分)
初詣時には、仙石線・東北本線とも深夜から早朝にかけて臨時列車が運行される。


・無料駐車場:普通車用の第1・第2・第3、バス用の計4か所 – 合計300台収容可
・最寄IC:三陸沿岸道路 利府塩釜IC

 

出典:Wikipedia
画像「春の鹽竈神社景色」:Hongshi – from english Wikipedia, パブリック・ドメイン, リンクによる
画像「表参道」:投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる

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