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斎藤茂吉記念館(山形県上山市)

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公益財団法人齋藤茂吉記念館(こうえきざいだんほうじん さいとうもきちきねんかん)は、山形県上山市にあり、歌人で医師であった齋藤茂吉を記念する山形県の登録博物館である。運営は公益財団法人齋藤茂吉記念館。

概要
歌人・精神科医である斎藤茂吉の記念館であり、開館時は、発起人の一人で記念館建設実行委員会委員長を引き受けた大久保傳藏元山形市長の個人コレクションを中心に、茂吉の遺族らから寄贈品も受け展示を行った。その後、逐次、収蔵資料の充実を図り、茂吉が残した業績に関連する資料や、茂吉の生活を伝える書画などを展示している。当初は市営による運営であったが、設立の際の構想に基づき、1983年8月1日、財団法人に運営を移管した。

1968年に開館した建物は、今泉篤男の推薦で谷口吉郎が設計を担当。表札は安田靫彦が揮毫した。また、1989年8月2日には茂吉の甥である守谷誠二郎から遺産数十億円の寄贈を受け、谷口の子息である谷口吉生が設計を手掛けた改修・増築工事が竣工。増築となった記念館は地下棟を新設し展示室を拡大した他、展示物も大幅に拡充された。

2003年には茂吉没後50周年記念として、新たな展示設備と、検索装置を設置。さらに2018年4月27日には、開館50周年を記念した改装工事が完了し、リニューアルオープンした。リニューアルによって、新たに茂吉が帰郷時に作った作品を展示するコーナーを新設した他、エレベーターの新設や多目的トイレも設置。バリアフリー化も進めた。

記念館は、茂吉の生家である上山市金瓶(かなかめ)の南にあり、明治天皇が東北巡幸に際に小休止されたことに因む「みゆき公園」に位置する。この地には茂吉も時折足を運び、作歌に勤しんだという。また公園内には、茂吉が箱根山荘勉強部屋と呼んだ箱根の別荘の離れが移築されているほか、茂吉、伊藤左千夫、島木赤彦の歌碑も建つ。加えて、明治天皇が小休所した環翠亭も復元されている。

アクセス
JR奥羽本線・かみのやま温泉駅から
バス
山形方面行(山交バス)バス10分→茂吉記念館前バス停下車→徒歩5分
タクシー
約10分
JR奥羽本線・茂吉記念館前駅から
徒歩3分

 

出典:Wikipedia
画像「Mokichi」:CC 表示-継承 3.0, リンク
外部リンク:斎藤茂吉記念館

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