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ベストグループ見聞会御講話集「21世紀を幸せに生きる」

衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第12巻より

2020年(令和2年)8月8日 ベストグループ中国・四国一日研修 ③

皆さんの中にも、命という強大なエネルギーが眠っているのです。しかし、あなた方がまだ光が出ていないとしたら、あなた方の汚い心が封じ込めているのです。つまり、黒い心(鈍性(どんせい))と赤い心(激(げき)性(せい))が、光を封じ込めているのです。

白い心が命の光を通すのです。その白い心は命や見えない存在を信じる心で、浄性(じょうせい)と言います。私は、命の存在をとても信じています。だから、ひょっとしたら、私はもの凄い御力をお預かりしているかもしれません。

命の存在を認めない方、自己中心的な方には、命の御力は働かないのです。私は命の存在を認めていたから、小さい時からたくさんの奇跡を経験しました。

私は今までに、十四回以上事故で死にかけたことがあるのですが、全部助けていただきました。命がこの体を必要とされたから、生かされたのです。

そして、ゴールドの心(純性(じゅんせい))になると、真理が分かる人間になります。ですから、ゴールドの心の人は、次は真理をお教えするようになります。しかし、真理は誰にでも教えてはいけないことになっているのです。

真理を聞くに値する人、つまり、見えない存在を信じる人、「社会や人類のために貢献したい」という人にしか、真理を話してはいけないことになっているのです。

真理は最高の学びです。真理とは、宇宙を創られた御方、人間を創られた御方についての教えですから、普通の方が学んでも理解できないのです。

人間は何のために創られたのでしょうか。人間は苦しむために創られたのです。現在の人間社会は、苦しみに満ちているではないですか。生きることも苦しみ、老いも、病いも、死も、苦しみと恐怖です。

愛する者と別れることも、苦しみです。嫌なことが起こることも、苦しみです。得たものを無くすことも、苦しみです。ですから、人間だけにあらゆる苦しみを与えられたのです。しかし、ほとんどの方が、そのことを知らずに生きています。

私は少しは真理に到達させていただいておりますので、何が起こっても心が動じないのです。つまり、命に支配される人間になると、この世のことでは一喜一憂しなくなるのです。

人間は苦しむために創られた生物ですから、苦しみが起こるのは当たり前なのです。ですから、何が起こっても苦しまない人間になれば良いのです。命や真理について学び出すと、苦しみがなくなってくるのです。

あなた方の中にある、心配、不安、恐怖の心が体を支配するから、苦しむのです。そして、苦しみが次々と苦しみを生むのです。では、苦しみから解放されるにはどうすれば良いのでしょうか。

心を創られたのは偉大なる存在ですから、偉大なる存在を信じるようになると、心配、不安、恐怖の心が減ってくるのです。偉大なる存在を本当に信じることができるようになると、人格が根底から素晴らしく変わってくるのです。

心はどこに存在するのかと言うと、宇宙大に存在するのです。宇宙大に存在する心を、人間の力でどうしてなくすことができるのですか。心を創られた御方しか、心をなくすことはできないのです。

それには、命や見えない存在を信じて、「社会や人類のお役に立ちたい」という人にしか、心を消して下さらないのです。しかし、ほとんどの方が命という存在を信じることができないのです。

だから現代の人は、恐怖と悩み苦しんでいる方が多いのです。命とは何かが分かり、真理が分かり、真理に到達する人を育てるお手伝いをさせていただくことが、私の役目です。ですから、ベストグループは普通のグループではありません。

それには、私の体が元気な時にしか学び合うことはできません。私の体がある間に、あなた方が真理に到達して、そして次はベストグループを日本全国に広めていただくことが、あなた方の役目です。ありがとうございました。

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