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ベストグループ見聞会御講話集「21世紀を幸せに生きる」

衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第11巻より

2018年(平成30年)10月14日 ベストグループ沖縄見聞会 ③

しかし、それを教える方がいなければ、真実は分からないでしょう。だから、宇宙を創られた偉大なる存在が、人間の肉体に直接御入りになって、真理を御教えされたのです。

戦前の日本の小学校、中学校、高校、大学の校歌の中には「真理」という言葉が入っていたのです。日本人は真理を知るために創られた人種だったからです。

だから教育基本法にも「真理と正義を希求せよ」と書かれているのです。つまり、真理と正義が一番大事だということが書かれているのです。「真理を知るために正しい生き方をしなさい」ということです。これが白い心(浄性(じょうせい))です。

しかし、物質の魅力や悪いものに心を奪われた方は、真理は分からないように創られたのです。私は、幼少期に育ての母から命や人の道について徹底的に教えてもらいました。

「真理を知らずして人にあらず。真理を知るために人は生まれたんやで」と育ての母が教えてくれました。戦争を経験した当時の母親は、命の大切さを子供たちに教えたのです。

当時の母親は、命は一・五センチの大きさで、丸い形で、白く光る光明体であるということを知っていたのです。だから、「人を恨まない、憎まない」というのが、日本人の心なのです。

戦争で三百万人以上の方が亡くなられました。戦争はいけないということを、日本人は誰よりも知っています。

「人を恨んではいけない。憎んではいけない。戦争を肥やしにして、立派な国を作ろう」というのが、戦争を経験した日本人の教えだったのです。

戦後、日本経済は世界で二番になったのは、間違いありません。本来、日本人は「人を許す」という性格を頂いているのです。だから我々に使命を頂いたのではないかと思います。

憎しみや恨みの心がある限り、真理は分からないのです。ベストグループは世界の平和、人類の平和のために創られたグループの一つです。そのためにはまず、ベストの指針を実践することと、命という存在をまず認めることです。

あなたを生かしておられる命という存在はどのような存在なのかを知ることが、人間の生まれた目的です。そのために肉体を与えられたのです。命という存在を認めた時から、苦しみから解放されるのです。

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