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ベストグループ見聞会御講話集「21世紀を幸せに生きる」

衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第9巻より

2017年(平成29年)5月28日 ベストグループ関東見聞会 ①

皆様、おはようございます。みんな幸せになるために一生懸命に生きておられます。幸せとは何なのでしょうか。幸せは人それぞれ違います。

私も事業家時代、幸せを求めて頑張ってきました。今日も成功哲学を読んだという方がお越しになっているそうです。とても素晴らしいと思います。私も事業家時代、成功哲学を読んだことがあります。でも、書物を読んでその通りにいくものですか。

学校のテストでも、同じ先生から学んで、同じ勉強をしても、片方は良い点数を取る人もいれば、優れない点数を取る方もいます。それは、その人の人間性ではありませんか。同じ本を読んでも仕事ができる方がいれば、できない方もいるのではないですか。

良い努力をすれば良い結果が生まれます。優れない努力をすれば優れない結果が出ます。因果の法則というものが、人間には百パーセント適用されるのです。

あなた方は今まで生きてきて、どれだけ良いことをしてきましたか。良いことをしなかったから、優れない結果が起こったのかも知れません。良いこととは何なのでしょうか。あなたたちは、損得なしで社会や人が喜ばれることをしましたか。

私は社会に出てサラリーマン四年目で、支店長の次に多い給料を頂きました。仕事の中身が良かったのか、信用して頂いたのか、分かりません。責任のある仕事をした結果かも知れません。

私は何も理論を知りませんでした。ただ、与えられたこと以上の仕事をしただけです。与えられたことだけをすれば、普通の人間ではないですか。与えられたこと以上にするから、少しは会社から認められるのです。

私は同じ仕事をするならば、認められた方が良いと思ったのです。サラリーマン一年目に、朝早くに起きて出社して、五十名の社員さんがいる支店の社内の掃除を一人でしました。さらに会社の玄関の前の道路も履きました。

そうすると、その姿を見た方が、「この会社はなんて素晴らしい会社なのだろうか。社内教育が行き届いている」とお思いになるではないですか。私は掃除を喜んでしたのです。

そうすると、一年目に与えられた役割は掃除責任者でした。嫌なことを喜んでしたから、会社から認めて頂いたのです。サラリーマン二年目には、支店の労働組合長に任命されました。普通は、二年目で支店の労働組合長をするということは、考えられません。

私は、嫌な役を与えられるということは、とても嬉しいのです。なぜなら、誰もしないのですから。誰もがしない役を与えられるということは、信用された証ではないですか。

サラリーマン二年半目には、一支店の数十億円の現金と、金庫と、判子を預けて下さいました。普通は十年の歳月がないと係長になれませんが、私はたった二年半で係長にならせて下さいました。「この男は信用できる」と思われたのでしょう。

そして四年目には「本社の経理の責任者に来ないか」という話があったそうです。損得なしで働く人間でないと信用を得られません。ほとんどの方が、得をすることしか考えないと思います。しかし、損することをするから、得を得られるのです。

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