荘内神社(山形県鶴岡市)
荘内神社の鳥居と拝殿
荘内神社(しょうないじんじゃ)は、山形県鶴岡市にある神社である。庄内藩主酒井家の4人の先祖を御祭神として祀っている。江戸時代後期から明治時代初期に流行した藩祖を祀った神社のひとつ。
概要
鶴岡市のほぼ中心部にある、庄内藩主の居城であった鶴ヶ岡城の本丸址に所在している。庄内一円の人々により明治10年(1877年)旧藩主を追慕して創建された。社紋は酒井家の家紋である「丸に剣片喰」。社殿は、本殿、参集殿、宝物殿の三つに分かれる。本殿には祭神として、酒井忠次公、酒井家次公、酒井忠勝公、酒井忠徳公、が祀られており、主に加持祈祷やお祓いなどが行われる。参集殿は、結婚披露宴・各種宴会・講演会・各種展示会などに使用され、宝物殿には酒井家より奉納された歴代藩主ゆかりの宝物や、旧家などから奉納された御雛様、五月人形、絵馬、屏風、等の約2000点が展示されている。
また、社殿の周りとその周辺にある鶴岡公園内には、桜の木が多く植えられており、春になると多くの花見客で賑わう。毎年8月には、荘内神社のお祭である「荘内大祭」があり、市民が江戸時代の服を着て町中をねりあるく大名行列が行われる。年末年始の初詣には、主に酒井家に縁のある人々や、神社周辺の地元住民の参拝者が多く訪れる。
祭神
荘内藩主酒井家
初代 酒井忠次
2代 酒井家次
3代 酒井忠勝
9代 酒井忠徳
御利益
開運招福
家内和合
産業繁栄
交通・アクセス
JR羽越本線「鶴岡駅」から庄内交通のバスで約5分「鶴岡市役所」下車
出典:Wikipedia
画像:「荘内神社の鳥居と拝殿」投稿者自身による著作物, CC 表示 4.0, リンクによる –